
日本大学生産工学部校友会
会長河原 和人
日本大学生産工学部校友会
会長河原 和人
日頃より校友会活動についてのご理解とご協力を賜り、心から感謝しております。
この度、生産工学部校友会会長に就任した河原和人でございます。校友会と学部はクルマの両輪のごとく、お互いが協力し合いながら、学部発展および学生支援に努めなければならないと思っております。今後とも宜しくお願い致します。
私は昭和54年4月に電気電子工学科(当時の電気工学科)に入学しました。この年は、「桜の木の下で」が大学が定めた愛唱歌「日大の歌」に決定した年であります。毎朝、校歌、愛唱歌など構内に響き渡り、何故かウキウキしていたことを思い出します。クラブ活動はスキー部に所属し、ノルディック競技に携わっていました。活動は冬場のスキー場でしたので、普段の放課後は大学近辺をランニングしてシーズンに備えて体を鍛えていました。クラブ活動後は仲間と酒を飲んだりと楽しい学生時代でした。
大学卒業と同時に、恩師から校友会を手伝ってもらえないかとお誘いを頂いたのが校友会との出会いでした。校友会に入ってみると廻りは10〜20も年上の先輩ばかりで、唯一の若手は現学部長 清水正一先生だけでした。校友会に入会して40年、また、清水正一学部長とご一緒に生産工学部に携われることに何か深い縁を感じます。
私事ですが、長女は日本大学獣医学部を卒業し、現在獣医師として仕事をしております。長男は同じく日本大学理工学部を卒業し、現在は社会人として頑張っております。長男の在学中には日本大学理工学部の父母会会長を経験させて頂きました。このように、親子共々、日本大学のお世話になっております。
生産工学部校友会では20年前に電気電子工学部会長に就任しました。毎年、教員と電気電子部会の校友会メンバーと勉強会、親睦会を開催しておりますが、数年前からは学生幹事約15名にも参加してもらい、学生たちの生の声を聴く機会を持っています。学生からの意見で一番多かったのは以外にも「学生のうちから校友会活動に参加したい。」という意見でした。これから、企画委員会などで話し合い、在学中から参加出来る校友会行事を考えられたら良いと考えています。
このように、校友会、教員、在校生が一緒に参加しながら、生産工学部を盛り上げていくことができるよう尽力する所存でございますので、何卒、宜しくお願い申し上げます。
今年度は新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、今まで誰もが経験したことのないような世の中になっております。このような状況下、経済的打撃も想像以上のものがあります。生産工学部に於いても経済的な理由により退学を余儀なくされている状況にある学生も見受けられます。対策は早いに越したことがありません。令和2年7月14日2000万円を生産校友会から生産工学部にご寄付させて頂きました。(現在までに生産工学部校友会からの寄付金は、生産工学部奨学金基金1億2000万円と本部校友会日本大学創立130年事業1000万円、今回のご寄付で合計で1億5000万円になります。)
また、生産工学部の看板授業である生産実習(インターシップ)での学生受け入れ企業も激減している現状があります。現在、それを何とか打破させるために校友一同全力をあげております。学生の就職活動に対してもさらに全力をあげて支援していきます。
日本大学生産工学部校友会並びに、母校の更なる発展に、専心努力して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
令和2年7月吉日